インドの今2024(ニューデリー、アメダバード)
2024年9月16日(月)
レポート作成:福田淳(ふくだじゅん)
2024年9月中旬、ひさしぶりにインドへ経済視察として2つの都市を訪問。
弊社では日本企業をサポートすることを目的にインド国内企業調査のFSを兼ねて訪問。近く企業レポート 仮称:Indigo Report(企業与信調査)を企画計画中。
訪問地はニューデリーとアーメダバードで、いずれもインドの重要な都市であり、それぞれ異なる特徴と役割を持っています。
■ニューデリー
ニューデリーはインドの首都であり、1947年の独立以来、政治の中心地として機能しています。
人口は約1,385万人で、デリー連邦直轄領は州に準ずる行政区分(準州)を形成しています。多様な文化と歴史が融合するこの都市は、インドの政治、経済、文化の中心であり、国際的なビジネスや外交の拠点でもあります。近年、ニューデリー駅の再開発計画が進行中で、インフラの整備が進められています。
このコラム写真では、街中の「インド人の方々の生活写真」を中心に発表します。
(AIR INDIA作成よりインド国内ルート)
(デリー:MARUTI SUZUKIショールーム)
(デリー:メイドインディアのヤクルト・マンゴ味は売切)
(デリー:ペットボトルのリサイクルボックス)
(デリー:ローカルお酒販売店)
(デリー:QR決済サービス)
(デリー:フマユーン廟)
(デリー:シーク教寺院内の支援食堂)
(デリー:シーク教寺院内)
(デリー:インド門付近)
(デリー:ローカル地元市場)
(デリー:ローカル市場内)
■アーメダバード
アーメダバードは、グジャラート州の商業中心地として知られ、インドの経済成長を支える重要な都市です。
人口は約570万人で、工業団地が多く、製造業が盛んです。特に、モディ政権下での税制改革(GST導入)により、ビジネス環境が改善され、外資企業の進出が進んでいます。
アーメダバードでは、インフラの整備も進行中で、日本企業の高速鉄道など交通インフラなど建設が計画されています。
これらの都市は、インドの多様性を象徴し、経済的な成長を支える重要な役割を果たしています。
(アメダバード:空港デジタルサイネージ)
(アメダバード:AIR INDIA)
(アメダバード:多くの三輪トゥクトゥクが街中を走り抜ける)
(アメダバード:地元レストラン)
(アメダバード:街中の3つ星ホテル)
まとめ
今回2つの訪問地を考察すると、ビジネスの潜在可能性があると考えたのは地政学的にも輸出港があるグチャラート州アメダバード。インド政府主導でインフラ基礎工事をスタートしており「スマートシティー構想」があるという。
先駆者利益という側面からもアメダバードには多くのポテンシャルがあると感じさせられた。インド・ビジネスの成功とは、これまでの日系企業の成功者はいかにベストなタイミングでインド企業パートナーを見つけ素早く事業化するかでもある。現段階では日本の中小企業の参入する役割はとても厳しいが、インドビジネスへのゲートウエイとして「社会課題的ビジネス」の斬り口も大いに可能性があると感じた。
今も昔も海外ビジネスは何もないところからのスタートが、一番の可能性がある。
如何にパートナーと志を一緒にできるかと点につきるとインドでは感じさせられた。但し、インド人の感覚を相互理解するには程よく距離感を持って本音で付き合えるかがカギとなる。
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