タイ2020バンコクノート#2「DON DON DONKI The Market本店」オープン

2020年3月31日(火)

レポート作成:福田 淳(ARK)

バンコクの最近の日常

1)2020年3月31日(火)タイ時間11時オープン ドン・キホーテ「DON DON DONKI The Market本店」
タイ・バンコク2店舗 バンコクショッピングエリアにDON DON DONKI誕生

バンコク最大のショッピングエリア「伊勢丹バンコク店」の正面。
公共機関BTS SKYTRAIN「Chit Lom(チットロム)」駅から徒歩9分の商業ビルにオープンした。
取材訪問したのは新規オープン当日の3月31日11時であった。

「DON DON DONKI The Market」は現在バンコク非常事態ということもあり営業時間を短縮して現在は営業スタート。

主には食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・惣菜)、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、化粧品、衣料品、玩具・バラエティという商品ラインナップ。

(今回のオープンはバンコクでは2店舗目ショッピングの中心地)

(新型コロナ対策として入店するには検温と消毒が必要)

(初日の午前中にはタイ人ドンキファンがいた。やはり日本人になじみ深い商品が多い。)

(生鮮食料品も販売中。タイ人の方々は調理できるのか?不明。価格帯もそれほど高くはない。)

(ドンドンドンキのライブキッチンは残念ながらお休み中。)

■海外での究極の食品マーケティング手法は「ライブキッチン」。
やはり日本食を広めるためには「ライブキッチン」の存在は海外では欠かせない手法である。日本人が現場で調理するのはなく現地のタイ人が調理するというのは日本食の距離感を近くする醍醐味である。

 

■暗いニュースばかりだから。。。意味のあるオープンにしたい。
一店舗目のドンキモールトンローは2019年2月22日にオープンしたが、エリア的にタイ人や日本人を対象にした客層が多く、今回の「DON DON DONKI The Market本店」はCOVID-19 が収束した後には店舗立地がバンコクの中心地であるため、タイ人以外にインバウンドのタイに旅行に来た全世界の人々を対象にできると考える。

このようなバンコク非常事態宣言の中であるが、かなり期待したいビジネスモデルでもあり、このところ暗いニュースばかりであったので今回は明るいビジネスネタを紹介できてうれしい一面である。

 

●今回のコラム取材を通じての所感

今後、海外での食品の販路開拓はライブキッチンを常設し、日本食の調理ライブを体験する意味は大きい。単に試食を進めるのではなく、マーケティングのプル(Pull)戦略を取り入れみせて選択をさせる。

ライブキッチンはいろいろなところに仕掛けることができる。例えばバンコクであればシェアオフィスの中とか。。。。「食」のスタートアップ事業とは面白い。

まだまだ日本食の食材や安全な食にも伸びしろはあると確信する。

 

(続く)

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